絶好の微風・冬晴れのコンディションの中、1月19日(日)名勝及び天然記念物の「木曽川堤(サクラ)への施肥及び光明寺緑地公園美花活動を実施しました。今年度より主催団体が「光明寺サクラを守る会(旧称:光明寺緑地保全会)」となり、葉栗連区地域づくり協議会、葉栗連区町会長会と共催での実施となりました。木曽川堤(サクラ)の所管である一宮市博物館をはじめ、市議会議員、葉栗小学校校長先生も加わり、多くの方の協力により作業は順調に進み、体が温まるくらいの程よい汗をかいてもらいました。
堤防北側斜面の約2Km範囲の約140本の桜を6つのブロックに分け作業を行ないました。今回葉栗連区HPで一般参加の募集を初めて募り、親子連れ3組の参加がありました。作業はブロック長指導の元、和気あいあいの中「大変勉強にもなった」と大変喜んで見えました。ケガもなく無事終了できたことが何よりの成果であったかと思います。ご協力ありがとうございました。
「地域の宝を守る保全活動」を身をもって体験して頂き、後世へつなぐ保全活動の一助にもなった気がいたします。今後も毎年2回(6月・1月)実施の木曽川堤(サクラ)保全活動に「一般の参加者」として、老若男女問わず地域の皆さまにも参加していただきたいと考えております。ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
もう一つ施肥活動の他に、サクラの幹や枝に巻き付く「葛のつる切り」を本格的に行なうことになりました。今年はつるの成長が例年以上に著しく、幹やシダレザクラの枝にグルグル巻き状態に巻き付いて、枝に大きな負担が掛かっておりました。今後は、このつるが枝に巻き付く前に除去する「予防措置」に取り組みたいと考えております。
その他、並行してサクラの樹周辺の美化運動(ゴミ拾い)も実施しました。この光明寺緑地公園は「市民の憩いの場」として地元の人は勿論のこと他県からも利用者が多く、皆さんに愛されてる場所でもあります。次に利用する人のことも考えて、公園の美化維持にご協力をお願いいたします。 《寄稿:光明寺サクラを守る会》