木曽川堤(サクラ)は、一宮市北方町から江南市草井まで約9㎞にわたり、木曽川堤防上に広がる美しいサクラ並木です。
これらのサクラは明治18年(1885年)に植えられたもので、昭和2年(1927年)8月には国の名勝及び天然記念物に指定されました。現在、樹齢140年を超す古木も見られ、歴史の重みを感じさせます。
日本古来のサクラであるエドヒガンザクラ、シダレザクラ、ヤマザクラが、例年3月下旬から4月上旬にかけて咲き誇り、多くの方が観賞に訪れる名所の一つになっています。
葉栗連区の光明寺サクラを守る会では、この貴重なサクラ並木を後世に残すため、年2回保全活動を継続しています。
しかしながら、今年の11月上旬にサクラを観察したところ、一部のサクラの幹に強力な「葛(くず)のつる」が強く巻き付いている状態が確認されました。このままではサクラの成長が妨げられ、来年3月の開花時に元気な姿を観ることが難しくなる恐れがあります。
光明寺サクラを守る会ではサクラを救うため、令和8年1月に保全活動を実施いたします。その時は、サクラに巻き付いた「葛のつる」の除去作業を行う予定です。。
木曽川堤(サクラ)を未来へつなぐため、皆さまの温かいご協力をお願いいたします。
活動日時などの詳細情報は、追って掲載させていただきます。よろしくお願いいたします。
木曽川堤(サクラ)が悲鳴を上げています。 光明寺サクラを守る会
部会広報部会連区光明寺サクラを守る会




