民生児童委員協議会は5月24日(金)、静岡県掛川市にある【ねむの木学園】を訪問し、どのような環境でどのような教育をされているのか研修視察しました。
「ねむの木学園」は、ご存じの方も多いと思いますが「障害をもつ子どもたちに教育の場を」という願いの下、創設者 宮城まり子さんが1968年に日本で初めて開設した肢体不自由児養護施設、並びに1979年に開校した、肢体不自由児のための特別支援学校です。しかし、近年、知的(発達)障がいの入所依頼が増えており、ASD(自閉症)で高年齢児の問い合わせが多いと言われています。
80ヘクタールに及ぶ広大な山間に「ねむの木村」が建設され、70名の子供たちの養育は施設・学校両者の教職員80名の皆さんが一体となって、生活指導・学校教育その他すべてにあたっておられます。
今回は「ねむの木学園」の視察研修と共に、車中においても日頃の民生委員活動や、地域の問題で対応に困ったことなども発表、他の委員からその助言をもらうなど、委員間の意見交換ができ充実した研修会であったと感じました。