恒例の「東林寺 秋のクラッシックコンサート」が、11月9日(日)午後2時より東林寺(島村)にて開催されました。当日はあいにくの雨模様でしたが、開演前には会場が満席となる盛況ぶりでした。
今回は「モーレ四重奏団」に加え、地元島村出身のソプラノ歌手 渡部祐子さん、大阪府出身のテナー歌手 奥村心太郎さんが出演。モーツァルト作曲の「ディヴェルティメント 二長調 1楽章 3楽章」の演奏で優雅に幕開けしました。ヴィヴァルディ作曲「四季より 冬 1楽章」では、演奏者 川合 晶さんの「冬」を思い起こす演奏に会場は魅了されていました。
特に、ロッシーニ作曲の「猫の二重唱」では、渡部さんと奥村さんのユーモア溢れる「猫の鳴き声」を交えた歌唱力に、会場からは大きな歓声と惜しみない拍手が送られました。
また、「もしも明日が」「いい日旅立ち」「パプリカ」の演奏では、来場者も一体となって合唱する温かい場面も。ハンス・ジマー作曲の「パイレーツ・オブ・カリビアン」やクロード=ミシェル・シェーンベルク作曲の「レ・ミゼラブル」の演奏では、生演奏ならではの心地よい音楽と迫力を間近で体感することができました。
アンコールでは、再度「もしも明日が」「いい日旅立ち」が演奏され、会場の参加者が舞台に上がり、演奏者と会場が一体となって楽しいひと時を過ごし、大盛況のうちに終演しました。今後とも続けてほしい企画でした。

心地よい音色が聴こえます
心に沁み込みます 生演奏は素晴らしい







