葉栗連区自主防災会が令和6年6月に設置されたことに伴い、各町内会を組織とする自主防災会が着々と設置されています。
12月7日(土)午前9時からは、高田町内会の防災研修・訓練が行われました。
高田地区自主防災会櫛田会長から、自主防災会の設立趣旨と活動について、また災害時の『自助・共助・公助』 『一時・指定避難場所』について説明がありました。
参加者は2つの班に分かれ、消防署員の皆さんの指導により 〇消火器による初期消火活動 〇心肺蘇生訓練(心臓マッサージ)をそれぞれ交互に体験しました。火災時は気が動転してしまいますが、慌てないで落ち着いて行動すること。そして、屋内での初期消化活動では、天井に火が届いてしまったら消火器での鎮火は無理。天井を伝って延焼する速さは思っているより早く危険。119番通報してすぐ外へ逃げる決断が大事です。
心肺蘇生訓練では、肋骨が折れる位の力が必要で、救急車が到着するまでの数分間、一人で人工呼吸を続けることは大変だと感じました。
訓練後、こうした災害訓練は実際体験する事が大事。今後も機会があれば是非大勢の方に体験していただきたいと思います。見聞きしたことは忘れやすいが、体験したことは体が覚えているとの事。また、水などの防災備蓄品の上手な活用方法についても提案があり参考になりました。